小規模事業者持続化補助金は個人事業などの小規模事業者の販路開拓と事業効率化を支援するための補助金です。
補助金額は原則50万円で要件を満たせば最高で250万円になる場合もあります。
これから事業を始める方や、事業拡大を考えている事業者の方にはありがたい補助金ですね。
今日はこの小規模事業者持続化補助金のもらい方と採択されるコツを簡単にご説明いたします。

まず小規模事業者持続化補助金の採択率はおおむね60%ですが第16回の採択率は40%を下回りました。この採択率はみなさんが提出する「経営計画書」と「補助事業計画書」の出来に大きく左右されると考えてください。ではこの「経営計画書」と「補助事業計画書」のどこに注目して作成すればいいのでしょうか。

それは以下の4点になるのでひとつづつ見ていきましょう。

⓵新規性

今まで自社で行ったことのない事業であったり、新たなシステムの導入をするなど今までと異なる取り組みを行うことを記入すると有利になります。

⓶独自性

同じ業種や、似た業種の競合他社がやったことのないユニークな事業や取り組みをすることで事業の差別化を図ることによって事業の独自性ごアピールすることで採択率がアップします。

⓷創意工夫

経営者が行ってきた努力や今後の綿密な事業計画を書くことで、あなたが優秀な経営者で、補助金を受けて行う事業が業績をアップさせるということを主張しましょう。

⓸実現可能性

あなたが行おうとしている事業が本当に実現可能であるかを審査されるので、その事業が実際にうまくいきそうなのか、またうまくいきそうであればそれを文章に落とし込みましょう。例えば「タイムマシーンを作る事業」を計画書に書いてもなかなか実現しそうだとは思えないので採択率は大きく下がってしまいます。

この4点に注意しながら「経営計画書」と「補助事業計画書」を書いて提出してみましょう。
具体的に何を書いたらいいのかわからない方も多いと思うので、今後何回かに分けて記事を作成していきます。

現在16回目の募集は終了しており、17回目が待たれますが、募集の発表から締め切りまでは1か月弱とかなり期間がタイトなことが多いのでご自身で作成するのが不安であったり、計画書の作成をする自信がない方は一度当事務所までお気軽にご相談ください。

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